バリバリ仕事をするタフなビジネスパーソンになるためには、一つ気を付けたいのが食事のこと。
実は、メンタルが弱い方や、活力がない人の原因の1つに隠れた栄養不足が原因の場合があります。
鬱状態というのは、ドーパミンやセロトニンなどの神経伝達物質の働きが低下していることが理由。
ですがこれらの必要な神経伝達物質が健康的に脳で活動をするためには、必要な栄養素があるのです。
メンタルが不調のビジネスマンの方は、一度自分の食生活を見直す事も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
ビジネスパーソンが積極的にとるべき栄養素
健全な精神状態を作るために、気合いや根性論は不要です。
脳が正しく働くために必要な栄養素を摂取しましょう。
- 朝ごはんを食べない
- 昼は適当にコンビニ、外食
- 夕飯は飲み会が多い
というように栄養素を意識しない生活を続けていると、体は太っているのに実は栄養が足りていない「隠れ栄養不足」のせいで心身が不調になっていきます。
最新の研究でうつ病などの発症の原因の一つに、栄養素が不足している隠れ栄養不足が原因の一つでもあるというような因果関係がわかったのです。
栄養素として特に不足しがちなのが以下の項目。
ビタミン類
- ビタミンD キノコ、魚介
- ビタミンB1 豚肉、玄米、ナッツ、ウナギ
- ビタミンB2 レバー、ウナギ、納豆、卵
- ビタミンB6 刺身、レバー、鶏肉、納豆、ニンニク、バナナ
- ビタミンB12 貝、レバー、海苔
- 葉酸 葉物野菜、納豆、レバー
ミネラル
- 鉄 レバー、赤み肉、魚介、海藻、納豆
- 亜鉛 カキ、ウナギ、牛肉、レバー、大豆製品、貝
アミノ酸
- トリプトファン 牛乳、乳製品、肉、魚、ナッツ
- メチオニン 牛乳、乳製品、肉、魚、ナッツ
- チロシン 牛乳、大豆製品、魚、乳製品、肉、アボカド
不飽和脂肪酸
- DHA・EPA 魚
これらの栄養素をしっかりとれているか分からないという人におすすめなのが携帯アプリです。
あすけん
日々の食事を記録することで、不足している栄養素をグラフで目視が可能です。
とりあえず一週間続けることで、いかに自分の食生活で必要な栄養素が取れていないかについて自覚することができるのでおすすめです。
朝食を取らない人にうつ病が多い
研究データで、朝食を取らない人ほどうつ病にかかりやすいという結果が出ています。
栄養素たっぷりの朝食をとることで、1日に必要な栄養素をクリアすることができます。
朝食を抜くことが多いという方は、うつのリスクが高くなります。
朝食に納豆、玄米ご飯、味噌汁、魚のようなオーソドックスな和食にプラスして乳製品を取ることで不足しがちなビタミン、ミネラル、アミノ酸、脂肪酸を摂取できます。
しっかり働いて健全な精神をキープしたいという方は、朝ごはんを抜かずに必要な栄養素を摂取することを意識しましょう。
足りない栄養素はサプリメントを頼るのもOKです。