ビジネスパーソンにとってメンタル不調の予防は非常に重要な課題。
またメンタルヘルスを強化することも大切です。
ですが、もともと心が折れやすいタイプの人も世の中にはいます。
部下を持つときには部下の性格やタイプを理解することで、マネジメントをする上での判断材料となります。
部下がどのようなことで心が折れやすいのかなどを予想することができます。
気をつけてみてあげたい心が折れやすいタイプの部下の特徴
タイプ1メランコリー気質の部下の特徴
- 協調性が高くいつも周囲に気づかいをしている
- 真面目でルールやマニュアルに厳しい
- 安定した環境で力を発揮する
- 頑固な一面がある
- 気持ちの切り替えや気晴らしが苦手
- 変化や失敗や挫折に弱い
- 臨機応変な態度ができない
- 自分を抑える性格
日本人に多いタイプです。このたぷはルールや決まったマニュアルに外れると不安になりストレスに。
安定しない状況や変化に弱く臨機応変に対応できずストレスになります。
職場の移動や、立場の変化に順応できずメンタル不調を抱えやすいタイプです。
この特徴のある部下には、変化や状況が変わった際には目をかけてあげることでメンタルストレスをサポートできます。
タイプ2執着気質タイプの部下の特徴
- 粘り強い、責任感がある
- 熱血漢で頼りがいがある
- 高い目標に向かって努力するタイプ
- 結果がすべて
- 結論を急ぎせっかち
- 自分を追い込み燃え尽きるタイプ
- 自分がうつになるとは信じない
このタイプは自分自身でプレッシャーをかけて燃え尽きてしまう燃え尽き症候群になりやすい性質を持っています。
部下がこのタイプの場合は、結果だけではなくプロセスや努力を評価してあげることでフォローに。またしっかり適切な休養が取れるように上司として指導をすることも大切です。
自己愛&依存タイプの部下の特徴
- マニュアルや指示があれば従う
- 自尊心が満たされるとやる気になる
- 自分磨きや自分探しがすき
- 失敗をしたとき他人のせいにする
- 自己評価が高い
- 依存心が強く切磋琢磨を避ける
- 理想と現実のギャップで心が折れる
このタイプはゆとり世代に多い気質。職場では指示待ちの受け身の部下がいればこのタイプ。
この手の部下にはしっかり自尊心を満たすように働きかけることメンタルが折れることなく働いてくれます。
尊重されていると感じられると自尊心が満たされて積極的に仕事に取り組むため、何とかとハサミは使いようなのです。